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公共施設

金沢向陽高等学校教室棟大規模改修等工事(建築)

建築種別:改修
構造:鉄筋コンクリート造4階建
用途:学校
2024/12竣工

施工した建物

石川県立金沢向陽高等学校の改修工事を施工致しました。

通常、住宅の新築工事の場合半年ほどで完成するところ、この工事では2023年10月に着工し1年以上の工期をかけて教室棟の外壁と内部の改修工事を行いました。

工事は1階から4階のトイレ改修工事から取りかかり、その後4階から1階の方へと順番に教室や廊下の天井や床の張り替え、塗装工事等を行っていきました。

また、そちらと同時進行でひび割れた外壁の吹替えや屋上防水の改修も行い、学校の様々な箇所が生まれ変わりました。

工事中も学校は使用しており、尚且つ校舎のすぐ隣では新たに建設される特別支援学校やキャノピーの工事も行っておりました。そのため、学校とはテストなど音出し禁止日や避難訓練などの行事を共有してもらい、工事エリアの明確化など安全確保の徹底も努めて参りました。

始めに取り掛かったトイレの改修工事では、元々の校舎の各階に男性もしくは女性トイレのどちらかしかなかったのを、全ての階に男性・女性トイレを設置したことにより、階の移動を無くし不便を解消しました。

また生徒玄関が今までの場所とは学校を挟んで反対側に移動し、特別支援学校の生徒たちと共用の玄関となる為、1階の既存の教室と廊下の一部を解体し、生徒玄関に繋がるエントランスゲートを新たに設置しました。エントランスゲートを通れば学校をぐるりと回る必要が無くなり生徒たちが通いやすくなりました。

そして特別支援学校に通う生徒が向陽高等学校の生徒と交流する際、1階へと出入りするため、広々とした空間を確保出来るよう1階のホールの幅を広げました。また、壁に設置されていた手洗い場の半分を車イスの方も使いやすい形状へと変更し、多目的トイレも新設されました。

今後、金沢向陽高等学校と特別支援学校に通う生徒や関係者の方々が快適に過ごして頂けることを願っています。

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​施工実績

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