白山市美川に地域交流センター“よろーさ”（緑寿荘建設工事を改め、正式名称が決まりました）をJVにて施工致しました。

RC造２階建となっており、1階外観はコンクリート打ち放し、2階外観は吹付塗装で仕上がっております。館内は外履きのまま利用することを想定しており、玄関や通用口、各部屋やトイレなどの出入口では段差がないため、バリアフリーにも対応しております。

2階の大会議室では地域の高齢者の方を中心に気軽に交流しながらカラオケが出来るよう遮音のスライディングウォールを設置し、ダンス教室なども出来る様、スライドドアを開くと鏡張りの壁が収納されています。

また、映写スクリーンも設置されており多彩な楽しみ方が出来る部屋となっています。

廊下の上部には施主様のご要望によりマグネットを付けられるようマグプラスボードというものを採用し、腰壁下部にはソフト巾木を施工する設計でしたが、スッキリとした仕上がりにするため施工の難易度は上がりましたが巾木の採用を取り止め、見た目にもこだわった建物となりました。

階段ホールの壁には1枚の大きさが3ｍ×1ｍもある特殊なセラミック板を張り付けてあります。弊社では初めて使用した材料でしたが1枚板の特徴を活かした綺麗な仕上がりになりました。

こちらの建物は地域防災コミュニティセンターや、白山市社会福祉協議会美川支所、白山市地域包括支援センターとしての役割も担っており、地域密着型のセンターとなっています。地域の皆様がこのセンターに集い健やかに過ごして頂けることを社員一同願っております。